モッチー最終日の日の朝の光景。
スタッフみんなで、いつものようにミーティング。
カフェ部門・生花部門・アトリエ部門、それぞれの状況を共有し合う大切な時間。
もうモッチーとこうやってこの時間を一緒に出来ないんだなとシミジミ思っていたけど、本日のアドバンスクラスに登場!!
ニヒッ、早くも再会できて嬉しかったな。
アドバンスの方々の上手さにビビりました。
いや〜、わたしも修行や修行…。
ホンマ、今日はクラスの皆さんの素敵なブーケをいっぱい見れて幸せでした。
スタッフになって、約一カ月。
初めてのことばかりで、毎日が一瞬で過ぎていきます。
早い〜!!
そんな中、色んな「夢」が膨らみ、色んな「夢」に出逢った。
わたしは、ここに来る前は
「音楽の先生」と「ブライダル・イベント司会」を仕事にしてきた。
幼い頃から音楽をしてきた私にとって、VERT DE GRISで働くというのは、全くの畑違い。
今まで私が経験してきたことが無駄になるんじゃないかと思いながら、20代前半に恩師からもらった言葉を胸に、このお花の世界に飛び込んだ。
「心は、コロコロ変わるもの。
だから、今日の夢が明日には変わるかもしれない。
でも、どんな時も自分の魂が喜ぶことを一生懸命するといいよ」
という言葉と同時に『♪あの素晴しい愛をもう一度』という歌を恩師から深く教わった。
あの曲は、失恋ソングではない。
実は、夫婦の会話を設定したブライダルソングである。
20代・30代
夫「ここにお花が咲いているね」
妻「よく見つけたね。綺麗だね」
と他愛もない会話が幸せに感じる。
40代・50代
夫「ここにお花が咲いているね」
妻「お花見てる時間なんかあれへんわ。今日の夕飯なんにしよ。あ〜忙しいわ〜」
60代 時間にゆとりが出来たとき
夫「ここにお花が咲いているね」
妻「わっ、本当!綺麗だね。そういえば昔もこんな話しなかった?」
と出会った20代の頃を思い出す。
この「あの出逢った時の愛をもう一度再確認する」が
「あの素晴しい愛をもう一度」となった。
心はコロコロ変わるけど、お互い自分の気持ちを再確認するときがくるという曲やでと聞いた。
歌詞には、こんなにハッキリ書いていないが精神科医の北山修は、こんな想いを歌詞に託し、結婚をする友人にこの詩を贈った。
20代前半にこの話を聞いたとき
「ん?心がコロコロ変わったら浮気やん。あかんやん。何でも一貫してやることが大事や」と意地を張っていた私には全く響かなかった。
でも、だんだんと歳を重ねるにつれて、社会に揉まれ「心の柔軟さ」がないとやっていけないなと気付いた。
自分の教え子たちにも夢を聞いたとき
「夢なんかあれへんわー!」とクラスの中の5人くらいは、この返事。
そんな時は、「心はコロコロ変わる。明日には変わっててもいいから、今日の夢を教えて。
小さい頃は、セーラームーンや仮面ライダーになりたいとか思ってたけど、今は違うやん?
夢も絶対こうならなアカン!ってことは決まってないから、とりあえず思い浮かんだ夢を言ってみよう。言葉に出せば本当になりたいものか見えてくるし」と私の熱弁に負け、生徒が夢を探してくれる(笑)
(余談が長すぎた…)
わたしは、「音楽の先生になりたい」から「VERT DE GRISのスタッフになって、お花のことを学びたい」に変わった。
それがスタッフになってから一カ月…
「お花と音楽のコラボが出来たらいいな。スペシャルディナーでお花に囲まれて、美味しいご飯を食べながら、ジャズやボサノバの生演奏が聴けたら素敵やな」
さらに
「グリ師匠の抜群のコーディネートセンスがあって、
オーナーとアヤさんが作っためちゃくちゃ美味しい食事があって、
エミさん、ナオさんが作るお花があって、
サオリが作ったアロマキャンドルがあって、
私は音楽と司会を担当して、
もし会場にいる方が万が一のことがあってもスグに対応できる看護師のエミさんがいて…」
あれ?ブライダル完璧や!
あとは、照明とメイクスタッフとカメラマンと…。
わたしの心がコロコロと進化してる。しかも、急速に。
VERT DE GRISのスタッフは、「VERT DE GRIS」という同じ船にみんな乗って、みんな思い思いの夢を持ちながら進んでる。
もちろんVERT DE GRISファンでいてくださる皆さまも船に乗っている私の勝手な設定です(笑)
しかも、もう船は動いていますので降りれませんよ…。ふふ。
色んな夢が膨らむ今日この頃。
うわ〜!いよいよ4月から出逢えるNEWスタッフは、一体どんな夢を持って一緒の船に乗るんだろう〜!
楽しみっ♪
あと一週間ぐらいでポンプ小屋の桜も満開になりそうかな〜。
お花見がてら、一緒に夢を語りましょう!!
チコでした。