お花との出逢い

今日は、アトリエでキッズレッスン。
う〜、可愛いキッズたち。食べちゃいたいです(猛獣チコ)
みんなとっても上手でビックリ!!
素晴しい作品たちは、きっとグリ師匠がブログにUPされるはず。

出来上がりが早かったKちゃんは、創作お絵かきを開始!!

題名「モヒカンの人&トサカの人」
(右の人が泣いているのは、左の人と再会して感動の涙らしい)
ん〜、芸術とはこのことだ!!

こんなに小さい頃、わたしはお花が綺麗だな〜ていう感覚はあまりなかった。
身近にお花がなかったのかな。心に余裕がなかったのかな。


昨日は、グリ師匠とサオリと三人で佐保川の桜を見ながらランチタイム。
桜を見ると思い出す…。
どうして今日ブログ当番になったんだろう。
書こうかな、やっぱりやめておこうかなって迷いに迷って…書くことにします。
ちょっぴりダークな話になりますが、今日だけ許して下さい。
私と同じ想いを抱えている人がきっといるから。。。


「4月2日はね、桜が満開なんだって!だから、それまで頑張ろうね」
5年前の今日、奈良は桜が満開。
その日に大好きな私の父は逝ってしまった。
家族全員仕事を辞めて、必死に自宅で看病しましたが、ガン告知から半年後に。

葬儀の準備をしていたときに
「ピンポーン」
こんな時に誰が来たんだろう?と出ると、近所のお花屋さんが沢山のお供えのお花を抱えて配達しにきた。

「なんて言葉をかければいいのか、言葉が見つからないのでお花を贈ります」

とメッセージが書かれたお花を見て、友人たちの優しい気遣いに涙がボロボロ出た。


親子で歩いている人を見ると羨ましく感じ、人混みを歩いていても自分だけブラックのスポットライトを浴びているようにポツンと孤独を感じ、誰とも話したくない日が続いた。

それから私は仏壇の前に座り、父と話をする感覚で、お花が枯れないように毎日毎日一本だけカサブランカを買うのが日課になった。
お花屋さんからは、「あ、カサブランカのお客さん!」と声をかけられるようになり、徐々にお花を通じて、人と話せるようになってきた。

カサブランカと毎日お付き合いをしたせいか、花粉が真っ白な花びらにつかないように雌しべをとるのが上手になった(笑)

これが私とカサブランカ、お花との出逢いです。

その頃(25歳の時)からお花って綺麗だなと感じ、
散ってしまう時の寂しさに何だか「生きること」を深く感じるようになった。

いつの頃だったか、Facebookで落ち込んだ内容の日記を書いた時に、グリ師匠が真っ先にコメントを下さった。

「お花たちが石橋さんの心を癒してくれますように」

本当に素敵な声掛けをしてくださる先生だなってジーンって心が熱くなった。。。
グリ師匠、あの時、めっちゃ嬉しかったんです。
あの時の恩は忘れません…ずっとついていきます!!(笑)


そして、今日の日のためにオーナーに「カサブランカを入れて欲しい」と注文して、お供えのお花を素敵に作って頂きました。

お祝いごとや発表会などの時はもちろんのこと、誰かの心にそっと寄り添いたいなって思った時に、VERT DE GRISのお花を贈りませんか?
前もってご連絡頂ければ、私のように思い出のお花、お好きなお花の種類をお入れすることも可能です。

なんだか今日はおセンチなブログになってしまいましたが、最後まで読んでくださってありがとうございます!!
同じ想いをしたことがあるあなたへ…強く生きていきましょうね^^
よ〜し!!明日も頑張るぞっ!!

チコでした。